2022.11.11
セラピストとしての役割
(写真はサロンがある東京は目黒区の大岡山駅にある東工大の敷地から撮った夕日です。東京から見える富士山もなかなかのものです)
さて、
みなさまはセラピーには何を期待していますか?
○痛みを取り除いてくれること?
○心身の不調を治してくれること?
実際心身に抱えている不調や問題を改善していくことは役割の表面部分にあたります。
表面部分としての実際の不調や問題を解決していくこと。
これもめっちゃ大事だけど。
○実はそのもっと奥にあって潜めている、自分の人生の意味を見出しその生を全うするのを導いていくこと。
これが私が自身のセラピストとしての奥の役割であり、願いであり、
健康と幸せの1番の近道だと思っています。
奥の部分に触れていくと表面部分の問題が自然と消えてしまうことがあります。
そうなるために表面部分の問題だけでなく、私はもっと深く大きな視点からみるようにしています。
大きな視点ってどんな視点やねん!と日本語ってすぐに曖昧になっちゃうから説明が難しいね。
物事を多面的に神の視点のように高い視点から俯瞰してみるということかな。
高い視点から見ると、そもそも不調がなくなれば即幸せということでもなかったりします。
その不調は身体からの、または魂からのメッセージなのでなぜその不調があるのかを理解しないと本質的な解決にはつながらない。
つまりなかなか幸せの境地にいけないってことです。
メッセージといってもはっきり言葉として論理的に理解できればいいけど、できない場合は
想像を働かせてこういうことかな〜と想いを巡らすだけでも問題の本質に取り組んでいることになります。
想い巡らしている過程でたくさんの気づきがあり、その不調に感謝できたり、生活態度を変える気になったり、問題への捉え方が変わったり、自分の至らなさに愕然としたり、様々な自分に会うことになります。
これが自分に向き合うってことで、自分の精神性を高めていく作業になっているのではないでしょうか。
私も日々自分の精神性を高めるべく自分に向き合ってるつもりですが、
毎度至らなさに嘆きつつ、それでも興味好奇心をもって探究している楽しみも同時に感じていて幸せです。
セラピーをおこなっている時は、相手に触れることで一体となりつつ、他人だからこそ客観的に冷静にその状況をみつめ理解することに努めています。
理解することって愛だと思っています。
私自身もまた人は誰しも私はこういう人間でこう思っています!というのを理解してもらいたい生き物だから。
全て正確に理解できないかもしれないけど、理解しあうってお互いの愛を高めうことに繋がる行為になっていると思います。
私は人が生かされている究極の目的は魂磨き、つまり心や精神性を高めていく道を歩むことだと思っています。
そのための手段はできる限り自分の得意なこと、興味関心があること、楽しいと思えることを極めていくことだと思っています。
心身が元気で、自分の道を前向きに楽しく進んでいくお手伝いができていたら嬉しいです。